恋と、おへそと、レシーブ!?
- komodaseikotsuin
- 2017年10月16日
- 読了時間: 3分
気持ち悪い題名ですみません。
伝わりやすさと、堅苦しくなり過ぎないようにとを意識して失敗したみたいです。
以後気を付けます。
『アンダーレシーブをする時にボールを後ろや横に弾いてしまう』と言う相談をよくうけます。
面の向きの問題です。
はい。その通りなんですが、それでは味気ないですね。
そこで、膝や腰の向き、肩の左右差などと話を進めて行くわけですが、
今日はそういう末端のコントロールの話ではない所から考えてみようと思います。
人は、意識(気持ち)の向く方向におへそが向きます。
想像してみて下さい。
アナタは次の授業の為、急いで教室に向かって廊下を歩いています。
そこに斜め前から苦手な友達がやってきました。
アナタは呼び止められ、話しかけられます。
はい。ストップ。
今、貴方のおへそはどこを向いていますか。
おそらく話しかけてきた相手ではなく、目的の進行方向に向いたままになっているのではないでしょうか。
ちょっとシチュエーションを変えます。
話しかけてきた相手が、アナタが好意を寄せている人だったらどうでしょう。
アナタのおへそはしっかり相手の方を向いていますよね。
おへその向きは気持ちの向きと連動しています。
これは身体心理学の分野の話で、FBIなどでエージェントの交渉スキルの授業などの初歩で学ぶ知識でもあります。
では、これとレシーブを後方に弾く事がどう繋がるか。
当たり前ですが、真正面のボールはあまり弾かないでしょう。
横にきたボールを弾いてしまうわけです。
この『横』というのがポイントです。
よくボールを弾く人は、このボールが『横』にきた、という意識が強いのです。
『横』という瞬間的に浮かぶ意識に引っ張られ、おへそが先に横に向きます。もしくは向こうとします。
さらに加えて手を先に組んでいたりすると。
手を横にフルスイングする事になります。
正面に構えた状態から、おへそを横に向けていきそのまま手を組んでみて下さい。
当然、面は上を向いています。
結果、そににボールが当たれば後ろへ流れる訳です。
ではどうするか。
単純です。
意識を『前』に変えればいいのです。
自分の体から離れて行く打球に対して、『横』でさばくのではなく、斜め『前』に出てコンタクトするように心がけます。
常に『前』の意識をベースにする訳です。
おへそが前方向に向けば、面も前方向に向きます。
体の正面でボールをさばけるように、体の位置を移動させるのです。
短い距離でも、面の向きをこねくり回して対処するのではなく、
基本は、ボールが自分の正面に来るように移動する事を大切にするといいのではないでしょうか。
ボールとの距離が離れて、何歩か移動する必要がある場合でも、
真横に移動するより、斜め前に移動した方が、ボールの軌道に対して最短距離でコンタクト出来る可能性が高くなります。
それと、当たり前ですが人間は横方向にステップを刻むより、前方向にステップを刻むほうが早く動けます。
日頃の練習から、『前』でボールとコンタクトする意識を大切してみて下さい。
ちなみに、
意識におへそが引っ張られる話をしましたが、
逆もありで、おへそが向いてる方に意識が引っ張られやすくもなります。
苦手な教科の授業の際は、先生におへそをしっかり向け続けてみて下さい。
授業を聞く意識が変われば、理解度も変わって来るはずです。
しかも、良い姿勢が作れれば、成績だけではくジャンプ力まで上がります。
是非おへその意識を上手に使って、レシーブ力もジャンプ力も成績も上げちゃって下さい。
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