原因は眼精疲労!? セルフチェックしてみよう
- komodaseikotsuin
- 2022年12月17日
- 読了時間: 4分
貴方の肩凝り、首凝り、頭痛など、お困りの症状が眼精疲労からきているのか、セルフチェックをしてみましょう。
簡単3ステップ。所要時間は5〜6分です。
※注意点
医師に温める事を止められている場合や、結膜炎や眼のアレルギー、眼の充血や腫れ、直近で眼や眼の周りをぶつけたなどがある場合は行わないでください。
ではまず、大まかに全体の流れを説明します。
その場で簡単にできる、眼精疲労を取り除くセルフケアを行なって頂きます。※後ほどやり方を説明致します。
セルフケアを行なって眼精疲労が低減された状態をつくり、ご自身のお困りの症状や体に何か変化があるかをチェックします。
変化があれば眼精疲労が悪さをしている可能性があります。
特に変化を感じない場合は、眼精疲労は特に関係していないか、眼精疲労自体起こしていない可能性があると考えられます。
椅子などに無理のない範囲で姿勢を正して座って下さい。その状態で進めてまいります。
《ステップ1》
セルフケア前の体の状況をチェックします。
何かお困りの症状がある方は、その症状を中心に確認して下さい。
深呼吸をします。
吸った時の息の入る量や、胸やお腹の膨らみ具合。肩や首の力の入り加減などを感じ取るようにして下さい。
眼精疲労が進行すると呼吸が浅くなり、深い呼吸がしづらくなります。
両手を前方からバンザイします。
腕の重さ。腕の上がり具合。首、肩、背中などの張り感などを感じ取るようにして下さい。
両腕をゆっくり回してチェックするのもいいです。
眼精疲労が進行すると、顔や頭、首の筋肉が異常緊張を起こします。それは肩や背中の動きにも影響を与えます。
首を前後左右に倒します。
順番にゆっくり丁寧に前後左右に倒します。どのくらい倒れるか。向きやすさ。向きづらさ。倒した時の首、肩、背中の突っ張り具合はどうかなどを感じ取るようにして下さい。
首をゆっくり回します。
右回しと左回し。ゆっくり回しながら倒しにくい所がないか、肩や背中の張りはどうかなどを感じ取るようにして下さい。
一通りチェック出来たら、気になった動作や感覚を覚えておいて下さい。
セルフケアを行なった後、もう一度同じチェックをして変化を観察します。
感じた内容をメモに残しておくのもおすすめです。
《ステップ2》
眼精疲労のセルフケア
まず眼を温めます。
今回はご自身の手を使って温める方法をお伝えしますが、市販のホットアイマスクを使って頂いてもいいですし、レンジで蒸しタオルを作ってもらって使ってもいいです。蛇口からお湯を出せる環境にある方は、それを使って手を温めてもらってもいいです。
手のひらを合わせて20〜30秒ほど擦ります。ポイントは力任せにやらず、擦り合わせている手のひらの感覚に意識を集中させる事です。温まりにくい人はグーパー運動を行なってからやると温まり易いです。
手が温まったら、手のひらをそっと眼の上において下さい。
その際、絶対に眼球を圧迫しないように注意して下さい。
時間の目安は30秒ほど。手の温かさを感じているうちは続けてもいいです。
次に眼の周りのツボを刺激していきます。
ツボの場所は以下の通りです。
①眉毛と額の生え際の真ん中あたり。正面を見た瞳孔の垂直線上。
②眉頭
③眉の中央の上縁
④眉尻
⑤目尻
⑥正面を見た瞳孔の垂直線上。眼の窪みの縁付近。

刺激の方法は指1本で行います。おすすめは中指か薬指。やり易い指を選んで下さい。
左右の同じツボにそれぞれ指を置いて、グルグル円を描くように刺激します。
円の大きさは1円玉以下。1カ所で円を20回くらいと考えて下さい。
どの順番で刺激しても大丈夫です。眼球には圧がかからないように注意してください。
これを2セット行います。
刺激の強さは、木綿豆腐を押して崩れるか崩れないかくらいの加減です。
強ければ効果が高まるという事は無く、触れるくらいの力加減でも効果は出ます。
これでセルフケアは終了です。
《ステップ3》
ステップ1で行なったチェックを行なって、変化があるか観察します。
セルフチェックは以上となります。
変化があった人は、日常の眼を取り巻く環境に注意してみて下さい。
どのような事が眼の負担になりやすかなどを別の記事で紹介もしています。宜しければ参考にしてみて下さい。
変化が無かった人も、お困りの症状がある方はやはり要注意です。
今回使ったセルフケアの方法では、眼の奥の神経の状態まで影響を出す事は難しいです。
もしそこにメインの問題がある場合は、今回のチェックではひっかかりません。
眼精疲労の自覚がある方はしっかりと治療と対策をしていきましょう。
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